スピード豊かな角宗
今シリーズの主役を張る角宗哉は、在所時は17勝をあげ、記録会ではオールA評価を獲得した好素材。本格デビュー後は、8月小松島で初Vを飾っている。このメンバーなら先行力にものを言わせてねじ伏せよう。野上竜太も先行基本の競走だが、角とタッグを組めるようなら前を任せるか。番手無風なら逆転も可能だろう。
先行力なら125期のゴールデンキャッパー松本昂大も見劣りしない。連がらみの決まり手はすべて逃げ。本格デビュー戦の7月小倉MN決勝で落車し、2カ月近く実戦を離れたが、復帰戦の8月武雄1未着の動きは悪くなかった。好機に仕掛けて先手が取れれば勝ち負けに持ち込める。