戦歴上位の弓矢輪に期待
125期生の力が拮抗しているが、これまでの戦歴を考慮して弓矢輪太郎に期待する。在所順位は53位であるが、卒業記念レースでは優出しており、記録会でも2度のA評価がある好素材。本格デビュー初戦となった7月向日町MNでは3日間ともにまくりで完全優勝を果しており、その後も決勝に進出し確定板を逃していない。まくり中心の機動力を発揮してV獲りを狙いたい。
地元戦の7月富山で完全優勝を決めた岩元叶馬は、在所42位も、第3回記録会でゴールデンキャップを獲得しており、競走訓練では養成所で3番目となる先行回数を誇る。本格デビュー後もそのほとんどで積極策を見せている。持ち味のダッシュを生かした先行力で他をライバルを力でねじ伏せる。
今節参戦の125期では最も在所順位が上の野村賢は、ここまで優勝に手にできていないが、本格デビューから一度も優出を外していない。ルーキーシリーズの5月富山では連勝で決勝進出をしており、実力は申し分ない。初Vも十分に狙えそうだ。
前期には2度の優勝がある神尾敬冬は、125期勢が相手となった今期も安定して決勝にコマを進めている。ダッシュを生かしたタテ攻撃でここでもV争いに加わる。
降班組で前期は83点台の競走得点を保持していた眞砂英作は7月平、小松島と連続優出。その後は2場所連続で優出を逃しているが、侮れない存在だ。