先行力際立つ藤井侑
8月松戸記念1着。先行で3連対を果たした藤井侑吾は、オールスターでも先行力を猛アピール。一次予選1では山崎賢らを相手に逃げて3着に粘ると、最終日は中近ラインで確定板を独占する逃走劇を演じて2着、根田空を完封している。主導権を握っての押し切りに期待した。大ベテランの山口富生が藤井を盛り立てる。オールスターの3走目は、谷口遼ちの逃げに食い下がり2着。中部ワンツーは有力だ。
伊藤颯馬が先陣を受け持ち、小岩大介、中村圭志が援護する九州ラインを重視する手もある。オールスターでは二次予選で落車し、その後は欠場。体調には一抹の不安が残る伊藤だが、スピードは藤井と互角以上だ。伊藤がレースを支配すれば、九州勢で連独占もあろう。
位置取り、差し脚ともにしっかりしている東口善朋も侮れない。まくりも秘めているので、混戦になるようだと怖い存在となりそうだ。