パリ五輪戦士の中野慎が復帰
日本代表としてパリ五輪、世界選を戦い抜いた中野慎詞が国内復帰戦を迎える。パリ五輪のケイリンで落車し、ケガの影響で復帰が遅れていたが、ようやく鍛え抜かれたスピードを発揮してくれそうだ。久々の鉄フレームやレースへの対応が鍵を握りそうだが、大舞台を経験して一皮むけただけに、世界基準の走りでファンを魅了してほしい。同じ北日本では援護手厚い守澤太志や、地元の大森慶一、一発の魅力ある嵯峨昇喜郎も登場。層の厚さでは一番といえるだろう。
南関では佐々木眞也に注目。先日の9月青森記念を鮮やかなまくりで制しており、勢いは抜群だ。レース展開を読む力とここ一番の集中力の高さを発揮して、今シリーズも好結果を残したい。ガッツマーカーの内藤秀久との神奈川タッグが叶えば、他地区には脅威となるだろう。
関東では長島大介の活躍が鍵を握りそうだ。近況は若手の後ろを回るケースも多いが、まだまだ自力は健在。スピード豊かなカマシ、まくりは強烈なだけに、ツボにハマると手強い選手と言える。
そのほかにも坂口晃輔や、池野健太など中近勢も軽視はできないレーサーが出場予定となっている。