レジェンド小嶋敬が大暴れ
当所ではG1優勝の思い出もある大レジェンド小嶋敬二の存在感が光る。さすがに若手機動型に駆けられて巻き返せずに終わるレースも目にするが、降級後は7場所走った時点で全て決勝に乗り、優勝も2回。レインボーカップ出場も決まった。底力もさることながら、その高いモチベーションを今なお維持し続けていることにも頭が下がる。小嶋を脅かすような若手自力型は見当たらないシリーズ。坂上忠克や北野良栄を従えて貫録を見せ付けよう。
早坂秀悟が小嶋との対戦に燃える。早坂もすっかりベテランの域に入ったが、やっていることはダッシュを生かした積極策と若いころと変わらない。援軍も地元の田村真広なら頼もしいし、S級点確保に今が踏ん張りどころなので逆転Vがあるかも。
怖いのが本多哲也だ。まくり一辺倒の走りで展開には注文が付くが、ハマったときの破壊力は今期も優勝があることでも分かる。小嶋や早坂が相手なら脚を使わずに中団確保も考えられ、須藤誠や遠藤勝弥を連れての一発は十分。