地元の北井佑が逃走劇を披露
6月の高松宮記念杯で優勝し、タイトルホルダーの仲間入りを果たした北井佑季が今節のシリーズリーダーだ。近況は寬仁親王杯を着で終えたが、3日間最終バックを取るなど動きは悪くなかった。走り慣れたホームバンクでの開催は8月のオールスター以来となり、気合は当然入るはず。地元ファンの前で目指すのは優勝のみだろう。
戦歴上位の山田英明の近況は寬仁親王杯で着と勝ち上がりは逃したが、2度連対をするなど気配は悪くない。若手に任せるシーンも多いが、自らのタテ脚もまだまだ健在で軽視は禁物。パワフルな嘉永泰斗との九州連係は他地区にとって脅威となるだろう。
中部勢は志田龍星と志智俊夫の岐阜コンビが鍵を握るか。志田の近況は10月当所2❻着、10月富山❺着と2場所連続で決勝戦に進出。強靭な地脚を武器に、今シリーズもチャンスを逃さずロングスパートに出そう。ベテランの志智も巧みなサポートから直線強襲を狙ってくるだろう。
そのほかにも長島大介や香川雄介など一筋縄ではいかない選手達も登場する予定だ。