福田稔が新鋭対決を制す
本格デビュー後はともに3度の完全優勝を誇る福田稔希、岡部陸斗に栃木コンビのV争いか。福田の近況は9月小松島で1❷着、続く名古屋で1❷着と準優勝が続いており、そろそろうっ憤を晴らしたいところだろう。福田とは同門の間柄でもある岡部陸斗も負けていない。現S級の森田一にチャレンジで唯一の黒星を付け、特班に王手を懸けたこともあるパワーレーサー。両者が割り切ってガチンコで力勝負なら別線勢いも付け入る隙が出てくるだろうが、タッグを組まれたら手も足も出ないのでは。
佐々木亮太は10月小田原で1❶着と自身2度目の優勝を飾った。父は健司(76期)で環境面も抜群といえる。持ち前のダッシュ力を武器に強い同期に襲い掛かる。
同じく125期の松本定も軽視はできない。まだ優勝こそないが、準Vはすでに5度とあと一歩のところまできている。実力は申し分ないだけに、あとは勝負強さだけ。恵まれた体格を生かした走りで虎視眈々と好結果を目指す。