松本秀の機動力を重視
九州勢VS中部勢の戦いになりそうな今シリーズ。強力機動型がそろった九州勢が上位とみる。本命に推す松本秀之慎は来期から待望のS級昇級。今期も7月地元熊本、8月福井、10月小倉で優勝を果たし、12月にはレインボーカップの出走も決まっている。ここも流れで先行、まくりと使い分けてV奪取といくか。九州のもう一人の大砲は徹底先行の橋本宇宙。橋本は今期に入って優勝こそないが、パワーアップは感じさせる。九州がどういう作戦を組むかは流動的ながら角令央奈や名川豊にとってもチャンスが大きい一戦。競走得点最上位の角は自力の脚も残す健脚でA級では格上の存在だ。今期はV1、準V2回、決勝3着が4回と意外と勝ち切れていない印象があるものの、ここはVの期待が大きい。
中部勢も結束できれば層の厚さで対抗できる。伊藤稔真と伊藤世哉の三重コンビに伊藤勝太、山田裕哉、金子貴志と好プレイヤーがそろっている。先陣を務める伊藤稔は前期S級だったし、A級戦では決勝にほとんど乗れていて優勝もある。負けるときは大敗が少なくないので点数は低いが、長いラインを率いることになれば積極的な攻めも期待できる。