近畿勢を襲う新鋭栗山和
各地区にV候補に挙げられる機動型がいて激戦必至の今開催。降級の今期3Vしている常次勇人が一歩リードか。前々期のスランプが響いてA級に逆戻りとなったが、S級でも徹底先行を貫いて存在感を発揮していた。立ち直って抜群の安定感を見せているのでVには最も近いとみた。徹底先行同士だが、高田修汰は常次になら前を任せる可能性がありそう。長欠から8月に復帰して3回優勝している高田だけに、どうあれ常次と並んで有力なV候補だ。
中部にも役者がそろっている。まず注目は125期の栗山和樹は同期の中で一早く特班。1・2班戦でもコンスタントに優出し、10月松坂MNでは完全優勝もと長く踏める地脚は通用している。中部では溝口葵にもVのチャンスはある。先行勝負に徹して来期は初のS級。今期も2Vと引き続き発揮している。岐阜同士で藤原誠が栗山の番手を回りそうなので、栗山とは別で勝負になりそうだが、怖い存在であることは変わりない。中部が分かれるなら富永益生が溝口の援軍か。
7月佐世保で優勝を飾るなど本多哲也も成績がうなぎ上り。激しい主導権争いもありそうなメンバー構成だけに、得意のまくり一発が決まるシーンも。