治田知が勢いを加速

治田知也
今期は3Vを果たすなど本領を発揮している治田知也が今シリーズの主役だ。10月西武園でのS級特進こそ果たせなかったものの、その後も準V2回と引き続き先行とまくりを使い分けて力を発揮している。関東には徹底先行で鳴らす土田栄二もいるが、後ろを固めてくれるようなら強い味方になろう。古川宗行もしっかりガード役を買って出る。
機動力抜群の青木瑞樹と富弥昭の中国コンビも好勝負か。青木は1・2班戦でも先行主体の姿勢は崩さず前々に攻めの競走で評価を高めている。直近の11月平塚も着と、6月松阪MNで優勝した後はなかなかVが獲れないが、地脚を生かした積極策で今節は優勝を勝ち取りたい。
菅野航基と三浦翔大の宮城コンビも引けを取らない。徹底先行で売っている菅野はモロさもあるが、レース運びに迷いがないのですんなり出切る展開なら波乱を呼ぶ。
長谷部翔と遠藤勝弥の静岡コンビは、10月松戸で完全Vと上り調子の吉竹尚城が決勝に乗ってくれば。