タテ攻撃強烈な橋本智
まくり中心のレーススタイルで降級の今期はV5など白星を量産している橋本智昭を主役に推す。徹底先行で鳴らした当時とは仕掛けのポイントが変わったとはいえ、馬力を生かした自力攻撃で敵を次々にねじ伏せていく走りには変わりない。ここも同型のライバルを沈黙させてV奪取といこう。橋本と連係が見込まれる小橋明紀は、10月防府で栗本武のまくりに乗ってのVがあり、ここもゴール前で鋭脚発揮といきたい。
123期在所ナンバーワンの荒川達郎に、武藤篤弘、山崎輝夫が続く埼玉トリオもそん色はない。荒川は橋本には11月大垣MN決勝で負けているだけにリベンジといきたい。前期までS級で活躍していた武藤も今期は決勝を外したことがなく、3連対率が95%と高い数字を誇るので、ここは荒川との連係から抜け出しも十分だろう。
10月名古屋では完全Vを果たし、続く10月松戸、11月西武園でも確定板を外さぬ安定感抜群の走りを披露している小林稜武が南関勢の軸。ここでも先行とまくりをしっかりと使い分けて、強敵撃破を狙う。降級組で今期V3挙げている飯田憲司だが、11月松戸MNで落車しているので状態面には不安が残る。ただ、万全ならば小林の番手が有力となるだけに、V候補の一角だろう。ホーム戦の五十嵐力もこの両者との連係から地元Vを十分に狙えそうだ。