実績上位の森山智で
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森山智徳
上位の自力型が拮抗していて混戦模様。戦歴上位の森山智徳の機動力がモノを言いそう。今期降級後はほとんど決勝メンバーに名を連ねていて10月久留米と11月小松島MNで優勝を飾っている。小松島は準決勝で大型ルーキー岩井芯に敗れたが、決勝は浅見隼の番手戦とはいえ3コーナーから岩井と踏み合いリベンジに勝利した。年齢的に番手戦が増えたといえ、ダッシュを生かしたタテ攻撃はS級レベル。決め脚シャープな上吹越直樹とライン独占の好結果を目指す。
吉武信太朗も魅力的な存在だ。森山と同様に番手を回る機会は増えたが、自分でやるレースでも強く完全優勝した8月小田原も初日特選は菅野航の逃げをまくりで仕留めた。中四国連係で木村幸希が付けば先行も含めた積極策で臨もう。
層が厚いのは伊藤稔真、猪俣康一、太田剛司の中部勢。伊藤は地元ホームなので普段よりも気合が入る。決勝となると大きな着が多いのが難点だが、降級してから決勝は2回しか外していないし、7月豊橋では優勝もしている。仕掛けがツボにハマればライバルたちを蹴散らしても不思議はない。
吉堂将規と高間悠平の近畿勢は、今期スランプの吉堂が立ち直ってこないと厳しそう。