黒瀬浩が激戦に断
若手機動型の力比べの激戦開催は黒瀬浩太郎を本命に推したい。黒瀬は来期初のS級が決まり気合も入るところ。今期の優勝は9月富山の3着だけだし、落車失格やあって決して順調といえる近況ではないが、11月松戸MN1着を見ても底力がある。地元地区の一戦だし、持ち味のダッシュ力を生かした積極策で結果を出し、万全の態勢でS級に臨みたい。
黒瀬とは同期の佐藤壮志なら逆転は十分。前期のレインボーで優勝して特班。最初のうちは力を出し切れていない印象だったが、レースに慣れた9月小松島以降は決勝を外していない。しかも、ここ5場所は決勝を含めて確定板を外していない。まだ21歳のヤング。年長の黒瀬に先行で真っ向勝負を挑みそう。そうなれば曽我圭佑、松岡孔明に絶好のV機到来となりそう。
S級実績があり、来期にはまたS級に返り咲く近藤翔馬が123期勢に対して意地を見せる。中四国で黒田との連係も視野に入りそうな一戦だが、別でも有力なV候補。今期は優勝こそはないが、ほとんど決勝は外していない。今はまくりを得意戦法としており、狙いすました一撃をお見舞いする。
若手機動型をまとめて破る可能性を秘めるのが重倉高史だ。9月伊東MN、11月大垣MN、同月平の優勝は全て番手で手にしたものだったように同地区の機動型に前を任せるレースが増えたが、勢いが一番あるのは確か。自力でもまだまだ若手とやり合える力を持つ。