出走なら岩本俊を信頼
今年は不惑を迎えた岩本俊介だが、スピードの切れ味は相変わらずだ。ダービーで準V、優勝は3月伊東G3をはじめ4回達成していて、現在の獲得賞金ランキングは第9位。初のグランプリ出場が視野に入る位置に付けている。グランプリが決まれば不在となりそうだが、出走なら格が違う。自力勝負でも十分に優勝は狙えるが、佐々木眞也、格清洋介ら南関の自力型がそろっており条件もいい。中心視は順当だろう。
石原颯、福島武士、久米康平とそろった四国勢も好勝負が期待できる。昨年の不振がたたって今年1年間は2班の石原ながら、今年は5Vを飾っていて、完全に立ち直っている。石原が好機に仕掛けて主導権を握れば、四国勢で上位独占もあろう。
スピードなら河端朋之も引けを取らない。今年はまだ優勝には手が届いていないものの、寬仁親王牌では決勝に乗っている。四国勢との連係はメンバー次第だろうが、一発の魅力を秘めているので目が離せない。
競走得点を110点台に乗せている永澤剛も軽視は禁物。北日本の自力型が手薄の不利はあるが、突っ込みには注意したい。