好走続きの野村賢

野村賢
125期の中でもヒットを飛ばし続けているルーキーたちが集まった注目のシリーズ。中心はレースに慣れてきてV街道まっしぐらの野村賢だろう。野村は10月熊本MNから始まって、11月松戸MN、防府、12月名古屋MNと怒涛の4連続Ⅴ。強烈なカマシ、まくりで強敵を次々に倒していっている。ここもタイミング良く仕掛けてライバルたちを黙らせる。
レインボーカップで特班して不在の可能性もあるが、徹底先行の福田稔希が野村に対して徹底抗戦の構え。前記の熊本の決勝では逃げて野村にまくられてしまったが、ここも先を見据えて積極策で勝負する姿勢を貫くだろう。4V、準Vも4回の実力で野村を苦しめる。
中西勇は9月高松から気配が一変。10月松山MNではの藤井優、稲留敦を相手に初優勝を果たしている他、準V3回、決勝3着が2回。ここまで好走が続けば信頼して良い。恵まれた体格とポテンシャルの高さを兼ね備えた中西の積極策は迫力満点。
野村とは同県の角宗哉だが、別で力勝負が基本か。隊長を崩した影響を引きずって、近況は一息な感じだが、本デビューして3場所目の8月小松島では2着で小川三を豪快にまくって優勝している実力は侮れない。24年最後のレースは巻き返しのきっかけをつかむVしか狙っていないだろう。
ルーキーキラーの永井哉多も今期は3V。1・2班戦で優勝もあり、来期は1班に昇格する若手機動型だけに、125期が相手でも何ら見劣りしない。しっかりレースを組み立てて格の違いを見せ付ける。