体調に問題なければ吉田拓
競輪祭の一次予選2で落車した吉田拓矢は、その後は実戦に姿を見せていない。体調には一抹の不安が残るものの、24年は6月当所記念でV、サマーナイトは準Vなど、G戦線で活躍している実力者。もちろんF1戦では常にV争いをにぎわしていて、4Vを飾っている。ある程度の調子で参戦なら地元戦で主役は譲るまい。
対峙する浅井康太もG戦線で存在感を示している。24年は2月高松記念でV、G1では全日本選抜、競輪祭で決勝に乗っている。スジの自力型は見当たらないので、好位置キープしての差し、まくりで勝機を見い出す。
小松崎大地、成田和也、坂本貴史と戦力が整っている北日本勢も好勝負が見込める。12月松山❶着など、最近の小松崎は動きがいいので、北日本勢から優勝者が出てもおかしくない。
波乱を呼べば取鳥雄吾か。24年はF1戦で2V。12月松山記念1着、同月高知❺着と最近の競走も力強い。仕掛けがツボにはまれば一発ある。