総合力優る鈴木陸で
新年開催は鈴木陸来が不動の軸だろう。20年12月に特班して4年間S級で戦ってきた戦歴から中心視したい。鈴木はS級に上がったときから積極策で活躍し、ずっとその姿勢は変わらず戦ってきた。失格点で今期降級したが、降級直前の12月小倉を2着など逃げてコンスタントに連に絡めていたので、A級では力が違う。南関は援軍が手薄なので出方は注目だが、ダッシュ良く好機にスパートして敵を一蹴するか。
対するは、竹澤浩司、伊藤健詞、藤原誠の地元中部勢。竹澤は男気先行がセールスポイントで特に地元を連れたようなケースではガッツあふれる競走を見せてくれる。ラインがしっかりしそうなアドバンテージを活かせれば鈴木を完封してしまうかも。
S級では苦戦が続いたが、若手相手でも先行争いを挑んできた小原唯志は意気込みは買える。過去の戦績からA級戦ならV争いに加わってくるのは必至。別線の同型の出ハナを叩いて一気に主導権を握れば木村貴宏、江連和洋の茨栃ラインで決められる。
薦田将伍、樫山恭柄の西ラインにもチャンスはありそう。