南修が地元でVスタート決める

南修二 欠場
地元の重鎮・南修二が新春を飾る。高松宮記念杯、共同通信社杯で決勝に乗るなど、G1戦線で存在感を示していて、43歳のベテランながらまくり兼備の差し脚はシャープ。競輪祭、12月大垣記念ではそれぞれ2勝しており、最近の調子も良好だ。24年は飛躍を遂げた窓場千加頼をはじめ、同郷の福永大智、谷和也とスジの目標もそろっている。近畿連係からきつちり勝機をものにして貫録を示す。オールスターで準Vと気を吐いた窓場は、寬仁親王牌、競輪祭ではいずれも2勝していて、自力攻撃には一段と磨きがかかった。好発進できれば押し切っても不思議ではない。
近畿勢は強力だが、撃破すれば久米康平、大川龍二の中四国勢か。久米は10月小松島で地元V、11月大垣は準Vなど動きがいいし、大川も11月大垣で優勝を手にするなど、直近4カ月の勝率は約4割。久米が主導権を握れば、大川が首位に躍り出る場面もあろう。
オールスター、寬仁親王牌で決勝に乗った渡部幸訓は、12月広島記念in玉野❹着と差し脚快調。ここは阿部拓真に前を託して勝機を見い出す。