実績一番の村上博が差す
2010年に競輪グランプリを制すなど、実績最上位の村上博幸が今節の中心だ。近況は12月和歌山で完全Vを果たすと、続く名古屋では❸着。新年初戦の立川記念では着とまずまずの成績で状態面は悪くなさそう。続く大宮記念の準決では脇本雄の先行を差し切るヒットも飛ばした。同じ近畿の村田雅一や、稲毛健太、神田紘輔らと一致団結して他地区を迎え撃つ。
宿口陽一の総合力にも注目。近況は12月熊本で❶着と優勝。続く静岡は1着だったが、直近4ヶ月の勝率は3割を超えておりコンスタントに結果を残している。同県の黒沢征治や中田健太らと呼吸を合わせれば強敵撃破も十分にあり得る。
北日本勢では差し脚鋭い竹内智彦や、酒井雄多をピックアップ。特に竹内は直近4カ月で3連対率が5割と軸には最適といえそうだ。
中部勢では復調ムードの漂う柴崎淳や、攻め幅の増した山田諒、ガッツある笠松信幸など一芸のあるメンバーが揃っただけに他地区にとっては脅威となるだろう。