好スタート決めた山口拳

山口拳矢
今年はSS班を明け渡した山口拳矢ながら、1月立川記念❶着と最高のスタートダッシュを決めた。このメンバーなら主役の座は譲れない。谷口遼平、長尾拳太らとの連係から人気に応える。
機動力を活かした自在戦が冴えている鈴木竜士にも魅力を感じる。うまく流れに乗って自力を出せれば好勝負に持ち込める。恩田淳平が鈴木とタッグを組む。
阿部拓真、永澤剛の北日本勢は阿部が前で総力戦か。ランクは2班の阿部ながら、直近4カ月の競走得点は109点台。阿部の自在戦が奏功すれば差し脚鋭い永澤に出番が巡ってくる。
福永大智、松村友和の大阪コンビも侮れない。福永のスピードを活かした自力攻撃は破壊力がある。12月川崎で落車したが、1月松阪記念の動きを見ても大きな影響はなさそう。福永が本領発揮なら一発あって不思議ない。