出場なら山崎歩が断然

山崎歩夢 欠場
すでに特班している可能性もあるが、出場ならば山崎歩夢が断然の優勝候補だろう。ルーキーシリーズの6月松山で優勝を果たしたが、本格デビュー戦の7月平で先頭員早期追い抜きによる失格。その後欠場期間を余儀なくされたものの、復帰戦のルーキーシリーズプラスを制し、その後も6場所で5度の優勝とその実力は圧倒的だ。援軍にも高橋明久、大崎智久と前期2班の精鋭がそろっているので、出場ならばしっかりと勝ち切る。
対抗格は志田愛希飛で、デビュー以来5度のV経験を誇る。今年初戦の1月松阪MNで優出を逃し、優勝も11月西武園から遠ざかっているが、持ち味を生かした積極果敢な走りで常にV争いの一角を担っているので、V奪取も十分だ。
関東勢の先陣役となるのはルーキーの橋谷成海。1月大宮では逃げ切り3連勝で地元Vを飾っていて、バック回数は2ケタを優に超えているので、持ち前の機動力を発揮できればVチャンスはありそうだ。
その他の実力者では一発の魅力ある福森慎太郎だろう。前期まで2班を張っていて、降班後初戦の1月川崎MNこそ確定板入りがなかったが、続く2月久留米2着で準決では新鋭の稲留敦をまくりで粉砕しているだけに、モツれるようならば出番も。