新鋭遠藤拓が主役を担う

遠藤拓巳
1月高松で1・2班戦初Vを3連勝で飾るなど快進撃が続くルーキー遠藤拓巳を本命に推す。遠藤は125期ナンバーワンで、スピードの切れはS級でも通用するレベルだ。以前はまくり、カマシの競走が多かったが、今は先を見据えて長い距離を踏む競走を心掛けている。同県の池田憲昭や若くして追い込み型に転じた都築巧とラインの援軍がしっかりここも強気の攻めで結果も追求する。
高田修汰と小谷実の近畿勢も引けを取らない。高田は前期3Vを飾っていて、強地脚を生かした自力攻撃には定評がある。パワー発揮なら四国勢を粉砕できる。昨年1年間S級を走った小谷は降級初戦の1月別府でV。決勝は南部翔の逃げを指しており、高田の仕掛けが早ければチャンス。
石田拓真、猪俣康一の愛知勢に、地元の谷田泰平の中部勢も奮起する。ただし、石田は10月函館から欠場が続き、2月平塚でようやく復帰したばかり。ここまでかなりの調子の上積みが欲しいところ。石田が決勝に乗れないようなら、近況悪くない猪俣が自力自在戦でも活路を切り開く。
12月和歌山は着など50歳にして自力も出して好走を続ける藤田昌宏もV候補から外せない。も自力で優勝していて、中国地区に上位の機動型が見当たらないでここも自分でやりそう。
福田要も12月熊本MNでⅤを飾るなど乗っている。得意のまくり一発には警戒が必要だ。