鈴木玄が豪快にスパート

鈴木玄人
個性豊かなメンバーがそろった今シリーズ。中でも鈴木玄人に注目したい。近況は1月立川記念を2失着、2月川崎は失着と、リズムをつかめていないが、直近4カ月の競走得点はおよそ107点と実力は着実に付いてきた。勝負度胸の良さと、柔軟な攻めで今節は好結果をつかみたい。
渡邉豪大も軽視はできない。昨年12月取手の落車失格で長期間欠場していたが、2月高知で復帰すると3着とまずまずの成績を見せていた。人の後ろを回る時は手厚い援護で応え、自ら前で戦う時は柔軟な攻めで活路を開くだろう。同県の嶋田誠也や、林慶次郎、市橋司優人らと一丸で強敵に立ち向かう。
池田良の存在も忘れてはならない。1月高松記念では3着の成績で、今年はまだ未勝利だが、数字以上に存在感のある走りを見せている。援護力にも定評はあるだけに、地元の片岡迪之らとの連係は脅威となりそうだ。