地元連続V目指す野村賢

野村賢 欠場
実力ある125期生がそろったことでV争いはし烈であるが、優勝回数で他を圧倒している地元の野村賢が優勝候補の筆頭格だ。養成所の在所順位は8位で、本格デビューから3カ月経った10月熊本MNでようやく初優勝を手にすると、その後はVラッシュでここまで通算6度のV実績を誇る。また今年に入ってからは2場所連続で優勝を手にしていて、ここでもその高い機動力を発揮できれば優勝に最も近い存在だろう。
対抗格は小堀敢太で総合力の高さでは引けを取らない。今期初戦の1月奈良MNでは予選、準決を連勝で勝ち上がり、決勝戦は1着に入線するも無念の失格。しかしながらシャープなまくり中心のタテ攻撃は申し分なく、持ち前のレースセンスを生かしてV争いに加わる。
小堀同様に本格デビュー後2度の優勝がある橋谷成海は先行主体のレーススタイルを貫いていて、ルーキーのなかでは積極性は一番。また関東勢の援軍も伊藤之人、若林耕司など前期2班の実力者がそろっているので、先行策に乗って関東勢での上位独占も十分。
松本定は12月小倉で地元戦3連勝で初Vを飾っている。他の同期と比べても力差はほとんどないので、展開次第では一発も。