堀川敬が本命も混戦

堀川敬太郎
主力の機動型の評価は横一線。調子が戻っていればと言う条件付きで堀川敬太郎を本命に推したい。前期の堀川は驚異の6V。しかも着外は僅か2回しかなかった。だが、11月から2カ月欠場し、復帰戦の1月高知MNこそ決勝2着だったものの、1月熊本は着で以前の勢いは感じられなかった。出切ってしまえば誰も寄せ付けないパワー復活となるか。堀川が勝つ展開なら、桑原亮もきっちり仕事をしてから差し脚を伸ばす。
1月立川で優勝を果たした小池千啓も優勝候補から外せない。1年間のS級では壁に当たった感じで自分の形に持ち込んでも粘れなかったが、降級後は全く引きずっていない。行けるところでしっかり仕掛けられれば結果は自ずと付いてくる。同県の阿久津修とワンツー決着を目指す。
望月湧世と田中孝彦の静岡コンビも引けは取らない。望月は10月豊橋で完全Vを飾り、そこからはVこそないものの好レースで成績をまとめている。ここも上り調子の勢いを見せ付ける。
地元の渋谷海はいつもより気合が入る。S級でも積極果敢なレース運びで散発的ながら連絡みがあった。上田学と國村洋のベテラン職人マーカーたちのサポートでここから本格的に巻き返していきたい。
1月久留米で遠藤拓巳らそろった機動型対決を制して優勝している金澤竜二も怖い存在だ。タイミングを見極めての一撃を決めてくるか。