大接戦も鳥海創に期待

鳥海創
チャレンジ戦とは言っても125期勢は成長途上の選手ばかり。かなりの混戦が予想される。ここは鳥海創に本命期待したい。力及ばず降格となったとはいえ、機動力は125期に全く見劣りしない。大怪我して調子を落とした中での降格でも1着と健闘した1月松戸や、渡邉壘、角田光と力勝負して2着に入った2月静岡MNの準決が証明している。仕掛けは早いタイプではないので、流れを見極めての一撃で決着を図る。
入田龍馬、山本和虎の125期両者は予選敗退が続く近況だが、入田は非凡なダッシュ力を武器に優参級に定着していた時期があった。また、山本も経験の浅さがあって安定感には欠けるが12月奈良MN1着など積極果敢な攻めで時折りある一発が魅力。ともに準Vがここまで最高の成績で、初Vのチャンスは是が非でもモノにしたい。
1月静岡で準V、同月名古屋MNの予選では齊藤英を出させず逃げ切りなどチャレンジに落ちて古豪健在ぶりを見せ付けている中村美千隆からも目が離せない。1・2班戦でも自力を多用していたのはダテではなかった。機動力と経験値の高さでV奪取は十分だろう。
楠野史尭や地元の吉田勇気はともに落車して欠場中で体調が気になる。楠野は機動力があって前期は優勝もあった選手なので、しっかり立て直して参戦ならV候補筆頭にも挙げられそうだが…。