底力上位の梁島邦が奮闘

梁島邦友
激戦必至の一戦だが、ここは梁島邦友を中心に推す。直近4カ月の連対率はおよそ6割と高い数字を残しており、今年は参加した3場所全てで決勝に進出している。パワフルな自力戦で今シリーズも関東勢をけん引し、古川尚耶や早坂秀悟らと共に好結果を目指す。
立部楓真も軽視はできない。降級して3場所連続で準決4着と言う期待を裏切る結果になっているが、前期はS級1班で活躍した選手で持っている能力はこんなものではない。スピードとパワーは一級品。ダイナミックなカマシは強力なだけに、仕掛けがハマれば競走得点以上に手強い相手だ。良永浩一や、地元で意気込む山口龍也らと九州勢で一致団結してライバル達に襲い掛かる。
近況の気配の良さなら小川将二郎も忘れてはならない。1月岐阜MNで❸着、その次の久留米では❷着と安定した成績を残しており、上昇ムードが漂っている。決まり手はまくりが多いが、逃げて良し捌いて良しの器用さも兼ね備えている。中四国スジで柳谷崇や多田晃紀とラインを組めば充実度は他地区に勝るとも劣らないだろう。