地元コンビが躍動!!

河崎正晴
そろった九州勢がV争いをリードする。中でも河崎正晴、半田誠は地元戦に奮起しよう。本命は河崎だ。今年に入ってからは準Vが2回と優勝に手が届いていないが、昨年来の好調を維持。1月小倉MN決勝で逃げて2着は、高木和仁の好アシストを受けて後にS級特進を果たした栗山和を不発にしている。ここはこれまでと同様、年若い半田が前回りを志願しそう。10月久留米MNの決勝では半田の逃げに乗って河崎はVを手にしており、再び番手有利に地元Vを決める。地元コンビの後ろからでも高木も有力なV候補だ。コンスタントに確定板に上がっていた前期S級での活躍そのままに、今期もガッツあふれる走りで着をまとまれいる。前の2人が脚を使う展開になれば鋭く抜け出そう。
大槇大介、米嶋恵介の岡山119期コンビに、越智展孝が続く中四国ラインも不気味。成績アップで本格化気配の大槇が好機にスパートを決めれば、米嶋が気持ちに応えて前に踏み出すか。降級してからは格上の存在感を発揮している米嶋の総合力を重視しても良さそう。
中村隆生、石川雅望の関東勢も徹底抗戦を挑む。積極先行で鳴らす中村は前期3V、今期も1月川崎MNの決勝では逃げて2着に粘って古川尚と栃木ワンツーを果たしている。組み立て次第では鉄壁の九州連係も崩せる。