岡部陸の先行力を重視

岡部陸斗
オールチャレンジのモーニング7で125期から4名が参戦するが、いずれ劣らぬ実力の持ち主で狙いを絞るのは難しい。本命には岡部陸斗を推す。今年に入ってからのVは1月平塚MNの1回だけとやや勢いが落ちた感はあるが、非凡な先行力の持ち主であることに変わりはない。強気に攻めて7Vを達成した昨年と同様に誰にも主導権は譲らない構えで力を出し切れれば結果は付いてくるだろう。
志田も昨年は6V。非凡なダッシュを生かした自力攻撃の破壊力は125期でも屈指の物だが、今年に入ってからは大人しくなっている印象がある。考えすぎずに勝負所で思い切って仕掛けていって良い流れを引き寄せたい。
西岡利起にとっても今年初Vのチャンスだ。適性出身者ながらゴールデンキャップを獲得しているポテンシャルの高さはかなりのもの。12月岸和田MNでは志田とのまくり合戦の末に、まくり切った志田に切り替えて差し切り優勝している。組み立てがハマれば強敵をまとめて破れる。
寺師幸成も前々に踏み上げる攻めの走りで成績上昇中。初優勝まであと一歩と迫っており、先行覚悟で踏み上げていって最終的に好位置を占めると一発ある。
藤井將は降格してV3、準V2回。スキのないタテ攻撃は新人たち以上の評価が可能だ。ただ、2月取手の決勝で落車した影響が気掛かり。
鳥海創もV争いに加わる。降格してからは4場所中3場所で決勝に進出していて、怪我による長欠など苦労してきたが、さすがに底力はある。新人を目標するレースも可能だろうが、基本的には自力で勝負していこう。