堀川敬のパワーが炸裂

堀川敬太郎
堀川敬太郎が率いる九州勢がV争いをリードする。前期の堀川は11月までに4連覇を含む6V。A級最強の先行型と言って差し支えない怒涛の快進撃を見せた。その後、怪我があって4場所を欠場。復帰後はまだ脚力が戻り切ってはいないが、1月高知MNを準V、2月小倉でV、高松を準Vとまとめているのは底力だろう。ここまでにはさらに上向くだろうし、当所は1月に走って決勝を外しているのでリベンジしたい気持ちも強いだろう。同期の徳永泰粋が勝ち上がってきても基本的に持ち味の自力勝負でVを目指す。徳永、野口大誠の地元勢も気合が入る。A級に逆戻りとなった野口だが、降級後はさすがに着をまとめている。目標には恵まれそうな一戦で、チャンスは逃せない。徳永はまだ決勝を外す場所も見られるが、12月名古屋MNではまくって優勝もしていて機動力はかなりのもの。
小川将二郎、片山智晴らの中四国勢が相手になるか。1・2班戦でのVこそ10月松阪の1回のみの小川ながら、自在性を高めた走りで1月久留米着など安定感は抜群。好位確保からのタテ攻撃で九州勢を襲う。
中近勢は、12月奈良MN1着での動きが忘れられない吉田篤史ら九州勢の奮起に懸かっていそう。