特班狙う市田龍が中心

市田龍生都
125期の若手機動型を中心に好メンバーがそろったが、主役は127期の早期卒業生である市田龍生都だ。デビュー2場所目の1月大垣MNで決勝戦3着に敗れ、2月松阪では指定練習中の落車に見舞われるなど順風満帆なスタートとはならなかったが、ここまで14戦13勝とその力は歴然だ。また2場所連続完全V中で、今シリーズでは特別昇班が懸かるので、3日間しっかりと勝ち切って特班を決める。
今期すでに23勝を挙げていて、4度のV実績を誇る森柾斗が対抗格。特班を懸けた1月松阪MNでは準決勝で2着に敗れたものの、その機動力はこのクラスではトップレベルだろう。
2月以降の5場所で優勝3回、準V2回と好調が続いている角田光も侮れない存在だ。当所は8月に初優勝を決めた好相性の走路で、再度の好結果があってもいいだろう。
中島淳も3月小松島、大宮と連続Vがあり、4月岸和田でも完全Vを飾っている。先行主体にパワーあふれる走りをみせていて、ここでもV争いに絡んでくるだろう。
養成所ではゴールデンキャップを獲得していた瀧川幸広はムラ脚ではあるものの、先行での決まり手とバック回数は2ケタを超えており、ここでも積極果敢に攻めて波乱を呼ぶか。