地元の西岡利に期待

西岡利起
今期Vのある5選手はすべて125期生で熾烈なV争いが見込まれるが、地元の西岡利起に期待する。3月別府で約3カ月ぶりの優勝を果たすと、同月豊橋、4月宇都宮MNと3場所連続で優勝を飾っている。特に宇都宮は準決勝で特班を懸けていた中西勇を直線で鮮やかにとらえると、決勝戦で同期対決を制して完全Vを飾っている。当所は1月2着と優勝を逃しているので、初の地元Vに向けて照準を合わせる。
今期3度の優勝がある弓矢輪太郎も負けてはいない。今年はすでに20勝を挙げる活躍をみせているだけでなく、確定板を1度も外していない。ここではワンツー実績のある山田哲也、坂元洋行の援護も見込めそうで、先行、まくりの機動力を使い分けてV獲りに挑む。
2月大垣で初Vを3連勝で達成した山下祐輔は、3月武雄も完全V、4月立川1着と単騎の松本定に差されたものの、好調をキープしている。
西勢ではまくり脚強烈な細中翔太に、前期2班の巧者・中村翔平などもV争いの一角だ。
関東勢からは橋谷成海、西村剛の2名のルーキーも登場。どちらも積極的に動いていて、点数以上の力がありそうなだけに軽視はできない。