当所好相性の松浦悠

松浦悠士
5年ぶりにS班の座を明け渡したものの、G戦線を中心に活躍する松浦悠士が今シリーズの優勝候補筆頭格。昨年の当所で行われた玉野記念と広島記念を制しており、過去にはサマーナイトフェスティバルも制している好相性走路だ。今年初戦の静岡記念で落車し、全日本選抜、ウィナーズカップはともに準決敗退に終わったが、F1戦ならば力が違う。石原颯、小倉竜二の四国勢と結束してV獲りを目指す。
年始の立川記念で着とVスタートを飾った山口拳矢は、全日本選抜の最終日に落車し、そこから欠場が続いている。しかしながら中部にはここは立川記念の決勝戦でも連係した藤井侑吾や、2月岸和田で久々のVをゲットし、地元の四日市G3でもシリーズ3勝を挙げた皿屋豊とタテ脚のあるタイプがそろっているので、中四国勢を脅かす存在となり得るだろう。
近畿勢は村上博幸、山田久徳の京都コンビが軸となる。村上は昨年の競輪祭で4年ぶりのG1決勝進出を果たすと、大宮記念着での優参を含め、今年は7勝をマークしている。山田も今年のF1戦では3場所すべてで決勝まで勝ち進んでおり、好位置確保からのまくりを決める。
北津留翼や、中村圭志が勝ち上がればもちろんだが、一発の魅力ある伊藤颯馬はたとえ単騎となっても軽視はできない。