白星量産中の小笠原光

小笠原光
前期までS級の舞台で活躍していた小笠原光が今シリーズの主役だ。降級後は5場所のうち優勝3回、準優勝1回と好成績を残しているだけでなく、11勝と白星を量産している。また競走得点も95点台と他を大きくリードしており、北勢の援軍が手薄気味なここでも得意のまくりで他の抵抗を一蹴するとみる。
層の厚さでは九州勢か。2月玉野で完全Vのある櫻木雄太、地元の積極型・池部壮太に、タテ脚を兼備していて、優出が続いている佐々木翔一や、2月佐世保MN以降3場所連続で優参している加倉正義とV級の実力者がそろっている。九州勢で結束力高めて上位独占を目指す。
機動力高い高本和也に、成清貴之、岡本英之の千葉コンビと、何でも器用にこなしている印象の柏木伸介と南関勢も精鋭ぞろい。高本は4月高松MNの準決勝で落車とその状態面が気がかりではあるが、万全ならばV争いに絡んでくるだろう。