ダッシュ鋭い椎名俊

椎名俊介
在所成績最上位は、第5位の椎名俊介だ。ダッシュ力には素晴らしいものがあるし、在所時に航続距離も伸び、記録会ではゴールデンキャップを獲得した。卒業記念レースでも11❸着と好走していて、レースセンスもいい。
第7位の丸山留依は、HPD教場に選抜された好素材。先行回数は第6位で、勝ち星も9勝をあげていて、先行力は今回生トップクラス。有力な優勝候補の一人だ。
記録会で2回のゴールデンキャップを獲得した大塚城は、豊かなスピードの持ち主。先行で4勝、まくりで7勝、追い込みで8勝していて、展開に応じた競走で第9位の成績を修めた。
杉浦颯太も記録会で2回のゴールデンキャップを獲得。400mでは22秒06の好タイムを叩き出した。持久力に課題を残すがスピードは一級品だ。第15位ながらトップクラスと差はない。そして何よりも杉浦はルーキーシリーズ第一戦の5月熊本を連勝で勝ち上がって大いに評価を上げた。予選1では卒記チャンプの三神遼を沈黙させ、予選2での丸山とのまくり合戦も制してみせた。同じく熊本での優参組の木村優駿、岩辺陸、馬越裕之、新垣慶晃とともに引き続き注目したい。
適性組の順位トップは第11位の秋山太洋。先行回数は少ないものの、10勝、2着21回と連がらみは多かった。