角宗の勢いを重視

角宗哉
今節のシリーズリーダーは角宗哉だ。3月玉野MNで7カ月ぶりの優勝を飾ると、続く4月静岡でも優勝し、5月小倉MNでは完全優勝と絶好調。良い流れを完全につかんでおり、他地区にとっては大きな脅威となるだろう。先行主体の走りで一段と迫力を増しており、藤井將との中国タッグで今節も白星を積み重ねる。
貝原涼太も本命級の実力者だ。デビュー当初はなかなか優勝に届かなかったが、昨年11月西武園MNで初Vを挙げると、今期はすでに3Vをマーク。決勝進出は当然視され、V争いに絡んでくる。
持久力に優れる西岡利起も侮れない存在だ。125期のゴールデンキャップ獲得者の一人で、どのシリーズでも本命視される実力を持っている。逃げとまくりを自在に使い分ける器用さも強みで、ここも決勝入りは通過点といえる。
その他にも125期からは機動力に秀でた梅澤忠秀も参戦。最終的には125期同士の力比べの決勝となる事は必至で、細切れ戦にも対応して力を出し切れるかが勝敗を決することとなりそう。