V量産の船山真が中心

船山真生
125期生を中心にV級の実力者が多数そろっているが、今期5Vと優勝回数でリードする船山真生が今シリーズの主役だろう。特班こそできていないものの、先行、まくりの機動力を使い分けて今年22勝と白星を量産している。ここは中四国で野村賢と連係でも別線となっても力でねじ伏せてV奪取といこう。その野村も今期は3度のV実績があり、準Vも3回と実績面では申し分ない。また今期は1度も優出を外しておらず安定感は抜群だ。
この両者に迫るのは梅澤忠秀か。昨年9月の優勝以降Vから遠ざかっているが、今期は5度の準Vがある。地脚を生かした先行力が魅力で、持ち味を生かした競走ができれば久々のVがあってもいいだろう。
中村龍吉、吉田優斗の北の125期コンビも侮れない。ともに積極果敢に攻めている印象で、決勝の常連だ。両者ともに勝ち上がり決勝戦での連係が叶えば、他の同期が相手でも引けを取らない。
ルーキー相手にそん色ない実力をみせている近藤圭佑に、今期7優参と好走が続く渡邊恭典の関東コンビも展開次第では一発も十分。