船山真の勢いを重視

船山真生
今節のシリーズリーダーを務めるのは船山真生。3月熊本1着、同月四日市MN1着と安定した成績を残し、さらに4月玉野では完全Vを飾るなど、近況は絶好調だ。この勢いのまま、今シリーズでも主導権を握って他を沈黙させたいところ。
対抗格となるのは、やはり同期のライバルたちだ。まずは、抜群の安定感を誇る岩元叶馬。今期に入ってからすべてのシリーズで優参を果たしており、今回も決勝進出は最低限の目標。先行基本の積極策でⅤ争いに加わる可能性は高い。
動きの良さでは細中翔太も見逃せない存在だ。柔軟なレース運びを武器に、どのシリーズでも常に本命候補の一人に挙げられる実力者。決勝は単騎になる事も多く今期の優勝は1回にとどまっているが、勝負どころでの迷いなき仕掛けが決まれば、頂点も射程圏だ。
また、125期のゴールデンキャップ獲得者である中村龍吉も、Ⅴ争いに加わる。素質の高さには定評があり、4月奈良MNでは優勝と結果を出している。ここでも存在感ある走りが期待される。
その他にも先行力を武器に攻める瀧川幸広をはじめ、実力均衡の125期勢が今シリーズを盛り上げてくれそうだ。