将来性抜群の塩島嵩

塩島嵩一朗
卓越したダッシュ力で他を圧倒する塩島嵩一朗は、特進こそまだ果たせていないものの、今期6Vと手が付けられない。前走の5月奈良も全く危なげなく完全優勝しており、連続完全Vで再び特進にチャレンジしたい。当所は11月の特班初戦で走って現S級の棚瀬義に完敗している。スピードの違いを存分に発揮してしっかり雪辱しよう。大ベテランながらA級では格の違いを示している白戸淳太郎が初連係の塩島に集中力高く続いて神奈川ワンツーが有力だろう。
7月からS級に復帰する梁島邦友も意地を見せたいところ。A級ではさすがの安定感で結果を残しており、4月熊本では最終バック前から豪快なまくりを決めて今期初優勝を飾るなど、実力の高さは疑う余地がない。関東の援軍はやや手薄も、ラインがしっかり組めれば持ち味を最大限に発揮できる展開も期待され、有力な優勝候補の一人として注目が集まる。
竹澤浩司との連係で一発を狙う三宅裕武や、小橋明紀や地元の渡辺正光を連れる藤根俊貴の動向も見逃せない。