話題の市田龍が登場!!

市田龍生都
好メンバーがそろった近畿勢が、今シリーズの軸を担う。127期の早期卒業生・市田龍生都は、特班初戦の5月川崎を完全V。決勝は望月一-菊池竣で二段駆けした静岡勢や先まくりの依田翔をまとめて飲み込んだ。ナショナルチーム所属で出走数こそ少ないが、順調にいけばここがS級特進を懸ける場所になるかも。レベルの違う機動力を地元近畿地区のバンクで披露する。同じく機動型でS降りとなる原田翔真は、前期に出場した3つのG3すべてで勝ち星を挙げており、地脚の粘り強さには定評がある。市田の番手という重大な役割が巡って来そうで自ずと力が入る。さらに近畿は内山貴裕や地元の菊谷信一らの追い込み陣も控え、ラインで上位独占は有望だ。
前期に初のS級を経験した水森湧太は、4月豊橋の予選で待望の初白星をマークし、準決勝に勝ち進んだ。ここは持ち味である器用さを生かして近畿勢分断も視野に縦横無尽に暴れまくりそう。タイプは異なるが、同じく戦法に幅がある中島将尊とも混戦なら出番がありそう。
前期2Vの丸山啓一も見逃せない。50歳を迎えたベテランながら鋭い差し脚は健在で、目標をつかめば上位浮上を狙えそう。