混戦も清水剛を指名

清水剛志 欠場
実力拮抗のシリーズで狙いは絞りにくいが、競走得点トップの清水剛志を本命に推す。昨年後期に2度の失格があり、今期は2年半ぶりにA級戦へ。だが近況は好調で、6月福井1着、同月富山G3で2連対と、結果をしっかり残している。ここは、自力で仕掛けることもできる伊藤成紀を目標にするか、自分で自在に攻めて最後は鋭く抜け出すシーンに期待したい。
遠藤拓巳も有力なV候補に挙げられる。前期は出走した全場所で優出し、直近4カ月の勝率は5割を誇る。125期の在所ナンバーワンとして、順調に成長を遂げており、今シリーズは前期Vのある坂田章とのコンビで別線完封を目指す。
関東勢からは牧田悠生が連対候補。すべてに決まり手があるように自在性に富んだ走りが魅力的で、前期は決勝の常連と化した。今節は戦力面でやや劣る関東勢にあっても、その器用さを生かして上位に食い込んでくる可能性は十分にある。
前期S級で勝ち星あった山崎泰己は目標が明確に定まれば怖い存在だ。自力兼備の山本恵介も北の目標が手薄でも脚を溜めての一発が怖い。