佐藤幸が地元で負けられない

佐藤幸治
佐藤幸治が地元で主役は譲れない。失格点の影響もあり今期はA級戦が舞台となるが、前期の競走得点は100点を越えていた。九州勢は機動型が手薄だが、佐藤はGレースでも自力で戦える力があり、ここは追い込み型の高木竜司、松尾信太郎、名川豊ら豊富な援軍を背に格の違いを見せつけるか。
勢いを買うなら新進気鋭の高橋舜だろう。2月平塚で特別昇班を果たすと、昇班初戦の2月前橋こそ1➆着で優出を逃したが、その後は優出を外さず、6月松戸MNでは1・2班戦の初優勝を逃げ切り三連発の完全Vで決めた。まだまだ底を見せていない感じで、S降りの強豪たちを完封するシーンがあって不思議ではない。
降級組では加藤将武や塩崎隼秀もS級戦で白星を挙げていた実力者で有力なV候補。加藤も競走得点100点オーバーの好成績を残していたが、前期最終戦で落車しており状態が気がかり。