自力攻撃冴え渡る石原颯

石原颯 欠場
昨年は5V含む44勝をあげた石原颯は、今年も勝ちまくっている。前期は3V含む27勝していて、相変わらず勝ち星が多い。今期初戦の7月弥彦記念は、準決2着で決勝に乗っていて、引き続き調子は良好だ。機動力を遺憾なく発揮して別線を沈黙させよう。
競走得点トップは浅井康太だ。ダービーで決勝に乗った後も、6月函館でV、7月弥彦記念の準決は、脇本雄の超速まくりに食い下がって2着など、高いレベルで成績をまとめている。好位置キープに成功して首位に躍り出る場面は十分。
注目は追加あっせんでここでS級デビューを果たす市田龍生都だ。話題の早期卒業生は押さえ先行しても後ろが離れるようなスケールの大きい走りで白星街道を歩んできた。いよいよS級トップクラスとの対戦までたどり着いた。メンバー的に石塚輪太郎の前で自力勝負の可能性が高いが、浅井を引き連れる競走も考えられるだけに得るものは大きいし、いきなり結果を出す期待も。
小林泰正も機動力は一級品。高松宮記念杯の東準決では、松井宏、吉田拓らを相手に先手を奪い、末木浩の勝利に貢献している。ウィナーズカップも二次予選Bを3着で勝ち上がりを逃すも相変わらず前々に攻めて好気合だったのでV争いを賑わす。
展開がもつれると松岡辰泰、坂本健太郎の九州勢が怖い。