スピード非凡な吉岡優

吉岡優太
在所時にベストテン入りを果たした選手は見当たらないが、吉岡優太は学生選手権スプリント3位など輝かしいアマ歴がある。第3回の記録会ではゴールデンキャップを獲得。在所成績は10勝で第18位ながら、卒業記念レースでは準Vと大活躍を演じた。本格デビュー戦の7月取手は1❷着と好走。豊かなスピードにものを言わせて主導権を握り、同期のライバルを沈黙させよう。
鈴木小次廊は在所成績0勝、第62位と振るわなかった。特筆するようなアマ歴はないが、1㎞TTを主戦場としていたので、航続距離はなかなかのレベル。本格デビュー戦の7月名古屋MNでは、逃げ切り3連発といきなり本領を発揮した。
吉田夢希斗も在所成績は2勝、第65位と今ひとつも、記録会では2回A評価を獲得。先行では連に絡めなかったものの、先行回数が7回あったので、脚力は成績順位以上のものがあるはず。タイミングよく仕掛けられれば一発怖い。
先輩期では、前期の1・2班戦で準Vの実績がある作田悦章に注目したい。降格初戦の7月弥彦MNは決勝で新人を破って完全Vとさすがに脚がある。