出場なら丸山留が断然

丸山留依
15日からの平塚で特別昇班している可能性もあるが、出場となれば丸山留依が優勝候補の筆頭格だ。高校時代は様々な種目で全国制覇の実績があり、ジュニアのアジア選手権に出場を果している。養成所では第1回記録会でゴールデンキャップを獲得しており、在所順位は7位。また第1回トーナメントの優勝者でもあり、同期のなかでも実力はトップクラスなので、優勝に最も近いだろう。
ルーキーシリーズの5月平で優勝実績のある三澤優樹は、7月以降の3場所で優勝はなく2度の準Vが最高であるが、本格デビュー後は先行主体の競走スタイルに徹している。今シリーズ出場のルーキーのなかでは積極性は一番なので、短走路の当所でペースで駆けられればVチャンスは十分。
適性出身者のなかで在所順位が最も上である秋山太洋は、在所11位で競走訓練では2ケタの勝ち星を手にしている。7月函館MNは予選、準決を連勝で勝ち上がったものの、決勝戦では落車しており、状態をどこまで戻せているのかがカギとなるだろう。
7月名古屋MNでは連勝で決勝に勝ち進んだ中川飛隆だが、その後の2場所は準決勝敗退が続いているだけに、準決勝の壁を突破できれば、V争いに絡んでくることも。