出走なら三神遼だが…
三神遼矢
ナショナルチームで活動する地元のスター候補の三神遼矢があっせんされているが、三神は14日初日の防府で特班して不在となる可能性が高い。出走なら後続を寄せ付けない快速で他を圧倒するだろうが、不在を前提に考えた方が良さそう。
三神がいなければ、大分に移籍して見違えるほどたくましさを増した成海大聖が主役のシリーズとなる。今期は7場所走って2V、準V4回、決勝3着が1回と決勝で確定板を外していない。敗れた相手も丸山留、長野魅ら既に2班に特班した127期の一線級ばかり。持ち前の機動力を遺憾なく発揮して他を圧倒しよう。
三神が不在の場合は、小西涼太、倉松涼の中四国コンビにも絶好のVチャンスとなろう。小西はまだVこそないものの、9月防府を1着。決勝は成海も一緒のメンバーだったが、成海より好位置を取っての先まくりで好勝負を演じた。降格後は位置があるレースが増えて存在感を一気に増した倉松とのコンビは魅力的だ。
失格点が響いて出世は遅れているが、水谷亮太も機動力の高い選手でV候補からは外せない。前期はVも2回あったほどで、小西誠也を連れて好機に先制なれば敵を完封も。
内田淳、渡邊颯太の南関コンビもチャレンジでは決勝の常連だ。力強いまくりが主武器の内田と自力自在な立ち回りが売りの渡邊だけに、連係があるかは流動的だが、どうあれ一発は怖い。