笠松将と南部翔の東西対決

笠松将太
東西の機動型対決。通算9期S級を走っている笠松将太を本命に推した。前期S級でもコンスタントに連に絡み4月当所では連勝で決勝に勝ち上がっていた。今期は8月防府で貫録の逃げ切りV。地元の南部翔大は強敵だが、レースの組み立て等も含めた総合力の高さで貫禄を示す。関東同士で鈴木庸之がいるが、自力選手として活躍してきたプライドも感じる走りだし、やはりかつての脚はない。笠松の後位は根本雄紀が最有力で両者で上位独占となるか。東ラインで春日勇人や鹿内翔もいるが、ともに落車の影響が気になる近況で強調材料はない。
前記の通り、南部、木村直隆の近畿勢を狙ってもいい。S級特進に王手を懸けた実績がある南部の機動力はA級屈指で、今期も決勝で連を外していないほど。早めの仕掛けで笠松に何もさせない可能性は十分だし、直前の落車は気になるが木村の差し切りも。
梅澤忠秀も名前を売るチャンスだ。期末のレインボーで特班し、直後の6月四日市MNでは2着と気を吐いている。その後は決勝にも乗れていないが、上位の同型が手薄なここは勝ち上がってきそう。同期の南部にライバル心を燃やしてくる。