連覇を目指す根田空
根田空史
自力型がそろったが、破壊力は根田空史が1枚上だ。スピードは一級品だし、ダッシュ力も鋭い。寬仁親王牌の二次予選は、先行して2着に粘り準決にコマを進めている。当所は3月に参戦して逃げ切りVを飾っており、今節は地元連覇に闘志を燃やす。山賀雅仁、佐藤壮が続いて地元ラインを形成する。山賀は伸びがシャープなので、番手を無風で回れれば逆転望める。
機動力なら寺沼拓摩もなかなかのレベル。10月豊橋G3では準決で勝ち星をゲットすると、同月函館では初日特選を制している。好機に仕掛けて主導権を握れば勝ち負けに持ち込める。
谷内健太、松田治之の近畿勢も侮れない。谷内は8月に特別昇級を果たしたばかりの新鋭で、S級でも徹底先行で売り出し中。先手さえ奪えば別線を沈黙させる可能性もありそうだ。