滝本幸擁する関東勢が強力
滝本幸正
95点台とメンバー中屈指の競走得点を誇る滝本幸正が今シリーズの主役を務める。今期は2度の失格があるものの、ここまで4度の優勝実績を誇る。また決勝でも確定板入りの多い。それだけでなく、近況はバック数2ケタと積極果敢な走りが魅力となっており、ここも積極策でV争いをリードする。関東勢は他にも植原琢也、今井聡と競走得点上位の精鋭がそろった。植原は11月の2場所は予選で4着続きと不安材料もあるが、直近4場所で2度のVを挙げている。 またそれ以前は決勝での3着も多かっただけに、滝本と連係でも別線となったとしてもV争いに絡んできそうだ。今井は今期の11場所で8優参と安定感は抜群。2枚の機動型をうまく操縦して関東勢で上位独占を目指す。
対する北勢は、岡部伶音、菊地圭の123期コンビが軸となる。岡部は直前の12月広島は逃げ切り3連勝と勢いは十分。菊地も優勝こそないが、11場所で8優参と決勝の常連であることは間違いない。またダッシュ力はメンバー中でも一番で、展開がハマればVも可能だろう。
6月に特班した山下祐輔は、7月岸和田を含め今期4度の優出がある。伊豆田浩人も準V2回、決勝3着1回と好成績を収めており、南関勢も軽視はできない。
谷口友真、木村直隆、谷田泰平の中近勢は、他地区と比べると機動型の戦力では劣るものの、展開次第では一発があってもいいだろう。