混戦も山内卓がV筆頭
山内卓也
各地区から精鋭が集結しV争いは混戦模様も、今期5Vと活躍が光る山内卓也をV筆頭格に推す。今期からA級に降格したが、降級初戦の7月松阪で優勝し、同月豊橋は完全V。ここまでに10場所優出し、そのうち半分の5回の優勝と安定感は抜群だ。今シリーズは連係実績ある南儀拓海や地元の出口謙一郎とともにVを目指す。さらに中部では梅澤忠秀、西村豊の三重コンビも侮れない。
対する近畿勢は、中村一将、稲毛知也、西岡利起とV級の機動型がそろった。中村は今期2度のVがあり、49歳となった今でも機動力は健在だ。多少のムラはあるが、成績が安定してきた稲毛や、今期から2班に昇班し、11月高知で1・2班初Vを飾った西岡と勢いは近畿勢も負けていない。
東勢は機動型が手薄。丸山貴秀、稲葉一真の出方には注目したい。